我が家は夫婦ともにiPhoneを利用していますが、最近悩まされていることがありました。
それは「Lightningケーブル(ライトニングケーブル)の被膜のやぶれ」です。
iPhone利用者の多くが経験していることだと思いますが、Lightningケーブル(ライトニングケーブル)って丁寧に扱っていても端末側のコネクタ付近の被膜がやぶれることって多いんですよね。
そして被膜がやぶれて、粘着テープなどで覆うも数日経つとずれ落ちて粘着素材だけが被膜に残るという残念な状態に。
Lightningケーブルを買い替えるにも純正品は決して安くはなく、互換性の高い他社製品でも1本¥1,000程度はしてしまいます。
何かないかと探していたところに出会ったのが「粘土タイプの接着剤 Sugru 」です。
補修が苦手な男性や女性関係なく、手軽に扱えるアイテムになっているのでご紹介していきます。
Sugru(スグル)とは粘土タイプの接着剤
Sugru とは何でしょう。
Sugru とは、世界初の、ゴムに変化する成形可能な接着剤です。 「6-in-1」製法による Sugru は、あらゆる用途に最適です。修理、接着、緩衝、交換、作成、密閉などに使えます。
今までアロンアルファのような液体タイプの接着剤しか使ったことがなかったのですが、粘土タイプの接着剤ということでどの程度の効果が期待できるか半信半疑でした。
Lightningケーブル(ライトニングケーブル)の補修ということで1色だけ購入しようかと考えていましたが、妻にも使ってもらえるかな?と思い今回はSugru 8パックタイプをチョイス。
中身はホワイトが1つ、ブラックが1つ、ブラウンが2つ、グレーが2つ、緑が2つ。
Lightningケーブル(ライトニングケーブル)の補修
1.袋を開封する。
袋を開封すると粘土タイプの接着剤が出てきます。触れた感じは粘土に似た感触で、少々ゴムのにおいが強く漂います。
使い方にも書かれているのですが、開封後は30分以内に形を整えてくっつける必要があります。
2.粘土(接着剤)を補修したい箇所にくっつける
粘土をコネコネした感ありありですが、ちょっと厚めにLightningケーブルにくっつけてみました。
補修箇所に全部使いきるのはもったいないと感じて正常な状態のLightningケーブルも補強しておきました。
1パックで2本のLightningケーブルを補修できたことになりますね。
3.1日(24時間)放置する
24 時間、放置すると、Sugru が、耐久性と柔軟性の高いシリコン ラバーに変わり、接着されたままになります (取り除くまでは)。厚さが 3 ~ 5mm 以上の物は 24 時間以上、放置してください。便利なヒント: より短時間でゴムに変わるようにするには、暖かい場所に置いてください。
Sugruの説明ページに記載されているのですが、粘土(接着剤)をくっつけた後は1日程度放置する必要があります。
Lightningケーブルの場合は、iphoneの充電をしたくて仕方がない状況になりますがここは我慢です。
正常な状態のLightningケーブルを利用するか、粘土(接着剤)をくっつける前にしっかりと充電をしておきましょう。
4.【1日(24時間)経過後】完成!
ついに完成です!
粘土部分の触った感触はシリコンのようで折り曲げても柔軟性があり、しっかりと補修できています。
ケーブルが裂けたときって今まで買い替えをしたいたのですが、信頼のできるAnker製品だと¥1000程度はしちゃうんですが、Sugru だと8パックタイプでも¥2000程度です。
2000円/8パック=250円(1パックあたり)
Lightningケーブルの片側一箇所の補修であればさらに半分なので、125円(1パックあたり)になります。
リピート間違いないのアイテムですね!
【Sugru(スグル)】補修以外の使い方もある
我が家ではあまり破損しているものがないので補修という点では使い道が見当たらないのですが、ざっと思いつくところでは次のような使い道がありそうです。
- チャック(ジップ)の掴む部分
- 靴のソール(欠け補修)
- 鍋の取っ手部分
- フック(何かをひっかけておく場所の増設)
この中で「フック(何かをひっかけておく場所の増設)」ってこういうところに欲しいけど100均用品だと取り付けできないってこと多くありませんか?
ぼくはマイカーを所持していて車内ではレジ袋をゴミ袋代わりにしているのですが、年式が古いのでフックが備わっていないんですよね。しかもダッシュボード付近の樹脂素材って粘着テープなどがすぐ剥がれたりするんです。
今度Sugruが車内で活用できるか試してみたいと思います。と、Amazonの出品ページに以下のQAがありましたのでご紹介します。
出品者が回答していて、英字の翻訳?と思われるため少々日本語の表現が気になりますが、概ね車のダッシュボードへの利用も問題なさそうです。ただ剥がす時に痕が残ってしまいそうな点に注意が必要ですね。
Sugruのまとめ
新しい粘土型の接着剤Sugru。補修はもちろんのことアイデア次第では活躍する画面が多くありそうなアイテムです。
買い換えるよりもはるかにコスパが高で各種ケーブルの補修にまずは試してみるとよいかもしれませんね。